2026年9月15日火曜日

「兎田ぺこらが『ぺこ』と言わなくなった? 7年続けた語尾の現在を調べてみた」

 

兎田ぺこらが「ぺこ」と言わなくなった? 7年続けた語尾の現在を調べてみた

最近、「ぺこーら、あんまり“ぺこ”って言わなくなったらしい」という話を見かけました。

兎田ぺこらといえば、「こんぺこ!」に始まり、会話の随所に「~ぺこ」を差し込む独特のしゃべり方で知られるVTuberです。あまりにも定着しすぎて、名前とセットで思い浮かべる人も多いはず。

では、本当に最近は「ぺこ」を言わなくなったのでしょうか。

調べてみると、結論としては「完全にやめたわけではない。ただし、普段の会話での使用頻度は以前よりかなり減っている」というのが一番近そうです。

公式プロフィールでは今も「◯◯ぺこ」が現役

まず確認しておきたいのは、ホロライブ公式プロフィールです。

2026年9月現在も、兎田ぺこらの紹介ページでは冒頭の挨拶が「こんぺこ!こんぺこ!こんぺこー!兎田ぺこらぺこ~!」となっており、「Words」の項目にも「◯◯ぺこ - ぺこらの語尾」と明記されています。

さらにQ&Aでも「休日はお昼からよく配信しているぺこ!」「にんじん3個分ぺこ。」と普通に使われています。

つまり、キャラクター設定として「ぺこ」が消えたわけではありません。

→ ホロライブ公式「兎田ぺこら」プロフィール

でも配信では、確かに「ぺこ」が減っている

一方で、実際の配信を長く見ているファンからは、以前より語尾の「ぺこ」が減ったという指摘が出ています。

2025年11月には、「語尾ぺこが減少した理由を明かすぺこちゃん」という切り抜き動画も公開され、20万回以上再生されています。つまり、視聴者側が気づく程度には変化があったということです。

動画:とよよ【ホロライブ見どころCh】「語尾ぺこが減少した理由を明かすぺこちゃん」

しかも、この変化は2025年に突然始まったものでもありません。

2021年にもすでに、「最近、語尾に“ぺこ”を付け忘れていることに気づいた」と本人が話題にした切り抜きが残っています。活動が長くなるにつれて、もともと意識して付けていた語尾が自然な会話の中では抜けるようになっていった、と見る方がよさそうです。

「ぺこ」は消えたのではなく、必要な場所に残っている

面白いのは、普段の会話で減っていても、「ぺこ」という言葉自体は今もブランドの一部としてしっかり残っていることです。

2026年3月の公式配信タイトルにも「告知させていただくよおおおおおおおおおお!!ぺこ!」と入っていますし、公式プロフィール、グッズ、楽曲名などにも「ぺこ」は健在です。

動画:Pekora Ch. 兎田ぺこら 公式チャンネル

だから「ぺこらが“ぺこ”を卒業した」と考えると少し違います。

むしろ、初期には日常会話のほぼすべてに付けていたキャラクター記号が、7年という活動の中で「毎回付けなくても、兎田ぺこらだと分かるもの」になった、と考えると面白いです。

VTuberの「語尾」って、実はかなり大変なのでは?

VTuberには昔から、「~ぺこ」「~なのら」「~ござる」のような特徴的な語尾を持つキャラクターがいます。

初見でも一発で覚えてもらえるので、キャラクターを立たせるには非常に強い仕組みです。ただ、それを何年も配信で維持するとなると話は別です。

Real SoundのVTuber座談会でも、兎田ぺこらや風真いろはのような「語尾」を持つVTuberについて、周囲から「それは大変だよ」と言われたというエピソードが話題になっています。

考えてみれば、ゲームに集中している時も、長時間雑談している時も、誰かとコラボしている時も、毎回決まった語尾を意識して付ける。配信が仕事になり、それを何千時間も続ければ、自然体のしゃべり方が混ざってくる方がむしろ普通なのかもしれません。

それでも「ぺこ」はなくならない

興味深いのは、本人が使う回数が減っても、ファン側では「ぺこ」が完全に兎田ぺこらの記号になっていることです。

海外のホロライブコミュニティでも、英語の文章の最後にわざわざ「peko」を付けて遊ぶ文化が今も普通に残っています。本人の口から出る頻度が減っても、「ぺこらといえば“ぺこ”」という認識は世界規模で定着しているわけです。

これは、キャラクターとしてはかなり強いことだと思います。

毎回「ぺこ」と言わなくても、視聴者の頭の中では勝手に「ぺこ」が補完される。

そこまで行けば、もう語尾を守るために無理をする必要もないのかもしれません。

「ぺこ」が減ったのは、キャラが薄れたからではない

活動開始は2019年7月。2026年で7周年を迎えた兎田ぺこらは、YouTube登録者数も約279万人まで成長しています。

デビュー直後なら、特徴的な語尾は「この子はこういうキャラクターです」と伝える大切な武器です。

でも7年も活動していれば、独特の笑い方、ゲーム中のリアクション、企画力、しゃべり方、人間関係まで含めて「兎田ぺこら」というキャラクターそのものが視聴者に定着しています。

そう考えると、「ぺこ」の使用頻度が減ったのはキャラクターが消えたからではなく、むしろ語尾一つに頼らなくても成立するほどキャラクターが完成した結果とも見えます。

公式プロフィールでは今も堂々と「ぺこ」。本人もタイトルや決め所では使っている。

でも普段の会話では以前ほど意識しない。

7年続いたVTuberだからこそ起きた、ちょっと面白い変化なのかもしれません。


主な参照先:
ホロライブ公式「兎田ぺこら」プロフィール
Pekora Ch. 兎田ぺこら 公式YouTubeチャンネル
とよよ【ホロライブ見どころCh】「語尾ぺこが減少した理由を明かすぺこちゃん」
Real Sound「既存の枠組みを超えたVTuber所属」

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