2014年2月23日日曜日

ニセコイ 第07話 「ライバル」観た感想

どうでもいいけど、春が好き!みたいな当時たまに観てたサイトてまだやってるんでしょうかね。
やってたら相当の老舗ですね。


さて、第07話ですが・・・


なんというか、もしかしてさ・・・このお話って原作がマンガらしいんですよね。ジャンプに連載?よく知らないけど。今回のエピソードでかなり強く疑いを持ってのですが・・・


ストーリーって編集者が考えてない???

この作者さんいくつか知らないけど・・・調べてみましょうかせっかくだから。
作者さん古味直志氏のウィキペディアによれば 27歳ですよ。でもキャリア結構長いですね、デビューが早めみたいです。

それにしたって27歳の人が作る漫画ではない。どうやらマンガの専門学校に通っていたようなのでそういったオタク的知識は豊富かもしれないけれど。

今回の転校生、男装してるけど実は男!ヒロインに対し好意を抱き主人公と勝負をするも敗れて主人公を認める。で、女とばれるという一連のエピソードがものすっごくテンプレというか使い古されたパターンなんですけどwいや、テンプレ展開は否定しません。先が読める安心感があるし、そういう先読みが好きな私みたいなタイプにとっては嬉しいかもしれないw
 ただ、もしかすると現代の漫画製作っていうのは漫画家さんは主に作画担当でストーリーは編集者、編集部、大げさに言えばその作品の制作チームみたいなかんじで作ってるのかなと今回のエピソードを観ていて感じました。

 ちょっとツンデレがヒロインのラブコメもの作ろうよ!?それでヒロイン以外にもかわいい女の子たくさん登場させてさ!そうだな最近のはやりであるハーレムなかんじにしよう!
ツンデレのほかにもテンプレ的な子はひととおり登場させよう!読者の広いニーズにも応えていかないとアンケとれないからね!!ヒロインはツンデレだからやっぱり金髪かな!お嬢様!!

なんて会話が妄想内で繰り広げられたんですけどねw

ペルソナ4にも登場した男装の探偵もそうでしたけど、この子も・・・スタイルがいいタイプですね。
すいません、ちびっこにも読める表現しか使えませんw古くはうる星やつらの竜之介もそうですけど・・・本当にテンプレですよねえ、もしかするとテーマはもうどうしようもないテンプレ直球勝負のラブコメ!!って作品なのかもしれません。

2014年2月16日日曜日

ニセコイってたまたま観た

腹が減ったので、買いだめしていた焼きそばを食べるために階下に降りた。
当然調理に時間がかかる。おっと、調理といってもカップラーメンの焼きそばだ。
調理というよりもお湯を沸かし、3分待つ時間がかかるのだ。

暇なので、TVをつける。普段TVなどまったく観ない生活がもう10年くらい続いてるので特に観たいものもない。オリンピックもまったく興味がない。

チャンネルをザッピングしてTVKになった。要は何でもいいのでここにしておいた。

ニセコイってさあ、今たまたまこのIMEが変換したけど、偽物の恋って事ですよねたぶん?
で、主人公とこの金髪の女の子がやくざかなにかの子供で両親同士がお互いの子供が生まれたら結婚させようって約束していやいやながら偽物の関係を続ける。実はお互いに幼い頃に心に決めた、その相手と約束した大切な存在がいる。

こんな感じでしょうか?今から私は褒める感想文を書こうとしています。それを踏まえてもし読んでくださる方がいるのなら読み進めてね。


もうまるっきり、キャラといい、上に記した、当たっているかどうかは知らないけれど、設定といい、さらにはあまり声優さんにくわしくない私でさえあれ?どっかで聞いたことあるぞ?という声優陣といい・・・・あまりにテンプレ的というか・・・・ああ、この作品の作者は過去の自分の好きだった作品を再構成してるなって感じてしまう作品です。たぶんこういうのってラノベなのじゃないでしょうか。


それにこの金髪のキャラ・・・・

まじでやめてくれえええええええええええええええええええ!!!!!!!!!
もう私もいい年齢なのに今さらアニメキャラにはまりたくないよおおおおおおおおおおおおお!!!


金髪でお嬢様でスタイル抜群で美人で・・・・

そしてなによりもツンデレじゃねえええかあああああああああああ!!!!!!!
いまさらツンデレをメインヒロインに使うなああああ!!安心してたのに、安心してたのに・・・。

スクールランブルの沢近さんを好きだった人間の、いったい誰がこの子を嫌う事ができるの!?
製作者はなめてんの!?というかぜったい作者沢近好きだろ!?今からぐぐって調べるよ!?

ダメだ、私の検索スキルが拙いせいで碌なのが出てこない。
というか2ちゃんまとめブログ多すぎだろ!?とんでもない量あるぞこれ。

探しているさなかに見つけちゃったけれど・・・沢近愛理萌えスレなんて未だにあるんですねえ
まだそれなりに住人いるようだし嬉しくなってリンクはろうかと思ったけどグーグル先生に怒られると嫌だから念のためやめときますw

もういいですよ、分かりましたよ!アニメ放送が終わるまで追っかけますよ!おっかければいいんでしょ!!!

でもキャラデザインがかわいくて花澤さんの声の子ももしこの先振られちゃうならかわいそう。



2014年2月3日月曜日

鉄鼠の檻(京極夏彦)を再読した感想

はじめて読んだのはおそらくは発売時だと思うのでずいぶんと経ってるんですね。
たぶん被っている人は少なくはないと思うのですが、私はメガテン、特にデビルサマナーが好きでそこからか京極夏彦さんのこの京極堂シリーズが好きなんです。民間伝承からくる宗教とか神話、民話の類とかそういうのが。

 もう最初に読んだ時の記憶はほとんど残っていませんでした。正直印象に残らなった作品だったのかも。覚えていた事といえば知的障害持つ巨漢の坊主がありがちだし気持ち悪いしで大嫌いだった事、ホモォ~な事、敦子が崖かなにかから転落してけがをした事くらいかな。最後のやつは果たしてそんな描写あったのか定かではない。なにしろ二回目という事もあって飛ばしまくって読んでいたのでw

タグもついてますしネタばれですからね?いきますよ?






 今この歳になったせいかかなり面白く読めました。案外京極堂シリーズでも上位に入るくらい楽しかった気もしますwたぶん上に書いた理由のほかに関口の描写が多かったからそこが受け付けなかったのでしょうね。私は一貫してあの関口というキャラが嫌いで嫌いで難渋しています。
もう鬱々としていてウジウジとしていて気持ち悪いなんてものじゃない。そのくせなにか自分を特別視しているような・・・もう本当に大嫌い。だから関口のあたりは結構シリーズでも読み飛ばす事が多いです。

 鳥口は最初に読んだ時も思ったけど、また意図してそういう描写だったのだと思うけれど敦子の相手じゃないんでしょうかね。敦子が自分の事を鳥口に語ったシーンがあるのですが、こんな事はそう簡単には異性に伝えないような気がします。まあ鳥口は話しやすいキャラだったのかもしれないけれど、自分の本性を話すっていうのは意味ありげ。鳥口はイケメン設定だしからりとしたキャラでバイタリティにも溢れ、同じ雑誌記者で・・・と敦子の相手に登場したキャラな気もするけど、この後益田ともわりかし仲が良かったり、その後は一切敦子関係のロマンスはなくなっちゃいましたね。
すごく残念!同様の例としてこち亀・・・すげw変換一発!こち亀の両さんと麗子もあるけれどあちらはなんだかんだでくっつきそう。

 敦子と同僚の女性、この女ひどいよなあ。あまり罪の意識なさげだけれど、あの大惨事はこの人があんな事しなければ起きなかったんじゃないの?まあ人間都合よく過去の記憶を改竄する事はままありますけど・・・もうちょっと強く懺悔してほしいというかなんというか。

 鈴が娘じゃなく鈴子本人というのは…ギリギリありえるかなあと思える気持ちと、えええ、ちょっと無理がない?って気持ちの両方ですよねw戦後のあの当時はいろいろと不確かで不安定な時代だったってイメージがあるからなんとかあり得るのかもしれない?とは思うけど。まあそれは置くとしてかわいそうですよね。まあお兄ちゃんも両親惨殺なんてしなければ恐怖して殺そうとせず・・・でもそうすると鈴子は偏愛する父から離れられず兄とも添い遂げられないのか。しかし良くそういうただれた関係になれたなと今ふと思いましたw父親の目を盗んで。鈴子の死体が見つからなかったという落ちですが、私の中では単に見つからなかっただけで焼死してるんだろうという落ちです。もし生きていたとしても描写のしようがないというか鈴子の物語はあれでおしまい、という方が綺麗な気がする。

 現代社会における仏教の生臭具合がへどが出るほどに大嫌いな私ですが…禅僧、とりわけこの物語に出てくる彼らは立派でした。こういう厳しい修行をしているからこそ御坊様と敬うし説法にも耳を傾ける気持ちになりますけどね、今の坊主はただの拝み屋というかなんのありがたみもないですよね。自分が禅をやったり修業をするつもりはないですが、知識として禅の知識をちょっと仕入れたくなりました。なので京極堂の蘊蓄をまた読み直してみようw

 落ちの付け方は、まあ後味の悪くなるような悪人がまったく出てこないし読後感は良いと思います。さわやかw鈴子だけはかわいそうですけどねえ。最初に殺されたお坊さんも悪人というかまあ見事な坊主だなという感じだし、老師は若気の至りがあったとはいえこちらもご立派、あのロリコンはちょっと許す気にはなれないけれど、そういう性癖をもって生まれたら苦しいのかもしれないし、ごついお坊さんはかわいそうだった。正直ホモっけがあっても立派なお坊さんならいいと思うってあの人は無理やり手籠めにしようとしたから非はあるか。あの怯えて山を降りた坊さん、すっかり記憶が改竄されていてこの人がなにか悪い事をしたんだっけ?と思いながら読んでいたけどぜんぜん違いましたwすごく立派になった!でも殺されなかったって事は悟りは開けてなかったのかな。

 山下さんも立派になりましたね。のちのシリーズでも出てくるけれど良い刑事さんです。

 久遠寺のじいさんはかわいそうだなあ。娘さんもすべてをなくして・・・本当にかわいそう。

ラストでじこうさん?寺に火を放った美しい坊さん。彼はまったく悟りを開けてなかったんじゃないかなってのが私の感想。修行する事に快感を覚えていて何も身についてなかったんでしょうきっと。

 まあ面白かった。またじっくり少しずつ読みたいと思いました。